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製造業 社外情報誌/製品販促ツール制作事例:交流会+ユーザー会報誌で最強マーケティング



こんにちは! 製造業・メーカー様専門の広告・販促企画制作会社のコム・ストーリーです。

ユーザー会報誌『SRNEWS』は、株式会社データ・テック様のご依頼を受けて年2、3回のペースで制作しています。同社製SRシリーズのユーザー様向けコミュニケーションツールで、約16年間にわたりコム・ストーリーが取材と制作に携わり、通算75号になりました。

SRシリーズとは『セイフティレコーダ』の略称で、ドラレコの商用車向けの進化版です。単に、トラックやバスなどのドラレコ映像やデジタコデータを含む運行記録だけではなく、高精度ジャイロセンサー技術によって車両の加速や旋回時、制動時のGを検出して運行データとして記録。それらを「SR得点(満点は100点)」として「運転の見える化」を行うことでドライバー運転内容を総合診断します。

株式会社データ・テック製の「セイフティレコーダ」と、同社主催の「SRお客様交流会」の様子


同社主催の「SRお客様交流会(以下、交流会)」を取材し、レポート記事としてA4/4ページ形式の中折ツールにまとめています。新型コロナウイルス流行のため、この約2年半ほど交流会が開催されず、SRNEWSも刊行がストップしていましたが、ようやく再開となり75号の制作となりました。

SRお客様交流会では、「SR導入によって、いかに安全効果を出したか?」を運送・運輸・物流会社様がユーザー事例として登壇し発表します。2社 約20分の講演内容をA4/1ページまたは半ページの記事としてまとめるため、コム・ストーリーが編集作業でギュッとダイジェスト化します。
実際のSRお客様交流会の取材と撮影を行い、その後、講演内容や流れを踏襲しつつ、ライティング(原稿執筆)や概念図や構成図などを新規作成・再構成。その他、ビジュアル写真のご提供や、リデザインを重ねながらDTPによるページメイクを施していきます。

SR導入当初は、とかくドライバーだけでなく管理者も戸惑うもの。ドライバー側は「会社に監視されているのではないか?」「SRで査定されるのでは?」、管理者側は「ドライバーに上手に指導できるのか?」「運用の目的が誤解されていないか?」など両者で温度差や疑心暗鬼が生まれ、SRの基本操作や運用方法も含め、文字どおりトライ&エラーの連続が続きます。その苦労と試行錯誤の過程や、成功への道筋をご紹介するのもSRNEWSの役目です。

事例紹介自体が「SRユーザーの生の声」となるので、通常の製品カタログやパンフレットより遥かに強力なセールスツールになり、SR導入を検討している運送・運輸会社様、物流会社様、導入したてのSRユーザーにも非常に参考になります。また、SRNEWSで紹介されたお客様(SRユーザー)は社内に掲出したり、社員に配布することで社内コミュニケーションが図れ、社外への広報ツールとしてもたいへん役立ちます。

リアルイベント+ツールによるコミュニケーションは、マーケティングの成功事例だといえます。通算75号を記録したのは同社の努力と工夫の賜物であり、まさに「継続は力なり!」に尽きます。

コム・ストーリーでは、構成案から初校、校了後の製版前チェック「コムチェック」まで徹底した校正作業を行います。誤字脱字や表記ミス、用語不統一などを潰していきますが、最初の読者であるコムスタッフは、ドライバー様と管理者様、そして経営者様の地道で真摯な指導のご苦労を知るにつれ、毎回毎回 驚嘆と感動を覚えます。

今から20、25年くらい前は、俗にいう“トラック運転手”と運送会社の世間的イメージは、決して良くはありませんでした。日本の高度成長とともに交通事故増加とディーゼル車両の排ガス環境汚染などが社会問題化し、運送・運輸、物流業界は、事業継続のためにも企業の健全化やコンプライアンス重視の経営へ方向転換を図りました。

現場の第一線で働くドライバーこそ会社の資産であり、社員の安全・安心を守ることが、荷主様と社会の信用が得られ、結果的にビジネスの成功にもなります(よくいう“近江商人の三方よし”ですね)。

やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」

◉ 山本五十六PDCA


最新75号で紹介した株式会社 東日本トランスポート様の「山本五十六(いそろく)PDCA」は、物流業界に限らず部下と上司、現場と管理者の関係性構築やコーチングのヒントになると思います。ぜひ、ご一読ください

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