コムコラム20:提案や作業、見積もり、対応力…そのすべての“質”が違う! 制作全般のトリセツFAQ(その5)

東京港区・三田にある製造業メーカー専門の広告代理店コム・ストーリーのプランナーGです。とうとう師走の12月に突入しましたね。今年を表わす言葉を選ぶ「新語・流行語大賞※」のトップテンと年間大賞が選出。年間大賞に、女性初の内閣総理大臣、高市首相の
「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」
※ 現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ 新語・流行語大賞
が大賞に選ばれました。いやーっ、昭和なワタシ的には海援隊の名曲「母に捧げるバラード」の懐かしの歌詞を思い出し、目がしらが熱くなりましたわ。いまの時代に“12時の方向から“ステゴロ”を売る選考結果”で何よりです。やっぱり“新流さん(新語・流行語選考委員会ら)”は、コテコテの昭和世代なんですね。
あくまで私見ですが、40代までの労働の「量」と「質」こそが、職業人に必要なスキルや不撓不屈のこころ、揺るがない仕事観、プロの矜持を熟成します。理不尽なハラ・ハラや、無責任な上司の圧力による過労死は絶対に許せません。が、「何者でもない人たちに甘〜いご時世と、自己保身で何もしない臆病な上司にあぐらをかき、疲れもせず、楽にテキトーに働く」では、そんな「ゆら〜り、のた〜り」と社員生活を続けた若い時の自分が、“子泣き爺”のごとく、熟年後の背におぶさってきます。
“働け働け働け、働いて働いて、働き抜いて、
ライフワークバランスとか、リモートワークとか、
そんなこといっぺんでも思ってみろッ!!!”
と叱咤激励する、息子想いでやさしい“おふくろの声”が聞こえてきそうです。
ところで、新語・流行語にエントリーされていたチャッピー(ChatGPT)、
残念だったな。大賞を逃したぞ! 最後のFAQの質問出力をヨロシク!!
コム・ストーリーにすると何がいいの?
その他、コンテンツ制作全般に関するFAQ
高市首相やミャクミャクに負けちゃったよ…😂。安心して、チャッピーには“解散”も“終了”もないから。でもね、近い将来“AI内閣”が組閣されても文句言わないでね。 プランナーG、回答ヨロシク!😎✨
[その他、コンテンツ制作全般 ※1]
※1 発注や納期、契約、体制など
Q.1 依頼の流れや、対応プロセスを教えて
① お問い合わせ→ ② ヒアリング(要件や条件などの確認)→ ③ 提案(企画提案書、構成案、見積書)→ ④ 発注確定→ ⑤ 制作→ ⑥ 納品
提案から制作までのプロセスは、上記の6つになります。発注確定までの①〜③に要する費用は不要です。
複数社コンペが前提は、対面またはオンラインでのヒアリングの上で「コンペ要件仕様書」をご提出していただきます。コンペ参加の可否は、当社から電話かメールにてご連絡させていただきます(翌日または2営業日連絡)。両社間(お客様と当社)の目的やゴールの共有、提案期間を踏まえ、コンペ参加をお断りする場合もございますのでご了承ください。ただし、「相見積もりだけの価格コンペ」の新規お客様からの案件はお断りいたします。
Q.2 初回相談や見積もりは無料?
無料です。ただし、見積もりのみの提出(ノベリティーや帳票などの企画要素がないもの。通常コンテンツやツールでも企画・中身のクオリティーを求めないもの)は、Q.1の理由でお断りします。
Q.3 制作期間の目安はどれくらい?
展示会出展や、ホームページ、営業ツールなどコンテンツの種類によって制作期間は大きく異なります。展示会のように締め切りがある案件は、会期前に納品が完了するように段取りを行いますが、それ以外のツールは、対面またはオンラインでのヒアリング後、およその納期をお伝えできます。
Q.4 修正回数や追加費用について教えて
① 構成案(プロトタイプ)→ ② 初校→ ③ 2校→ ④ 3校 → ⑤ 校了(または責了)
上記が、基本的なコンテンツ制作の流れです。コム・ストーリーが他社と違うのは、①の構成案が社内のプランナーが制作するため、構成案が完全フィクスしてから②以降のデザイン工程に入ります。構成案は、文字まわりやデザインの方向性がほぼ完成形に近い「プロトタイプ」なので、校正回数を大幅に短縮できます。
構成案は、何度修正しても追加費をいただきません。お客様の都合により②〜④以降のデザイン校正が著しく増えた場合は、追加料金をご相談させていただきます。制作コストをいたずらに増やさないためにも、お客様社内のご協力体制が不可欠になります。
Q.5 契約後の仕様変更したい場合はどうなる?
お客様の都合で仕様変更され、追加費用が発生したら「再見積(再度 見積書)」を作成します。また新規のお客様には「発注確認書」を必ずいただきます。ちなみにコム・ストーリーでは最初から工数や内容を精査した、精度の高い見積書を作成するため「概算 見積書」や「精算 見積書」は存在しません。
Q.6 他社制作物のデータで引き継ぎ制作可能?
可能ですが、元データを確認後に作成した見積書を見ていただき、お客様へご判断いただきます。元データの不備や著作権問題などがあると、作り直しとコストが変わらない場合が多々あります。諸事情(版元の廃業や、保管不備による版データ消失)によるコンテンツの暫定的な作り直し以外は、お勧めできません。
Q.7 打ち合わせはオンラインでも可能?
もちろん可能です。納期や予算、内容が決まっていない場合も、ご相談のみも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。「じっくり、コム・ストーリーの話を聞きたい!」というお客様なら、関東近郊の製造業であれば対面の機会をいただけると嬉しいです。ちなみに当社には専任の営業マンがいませんので、しつこくて無駄な“御用聞き営業”はいっさい行いません。
マーケティングやコンテンツ制作に関するお悩みがあれば、いつでもヒアリングを行い、その後、効果を得る改善策の提案を行う「真の企画提案営業」です。その際、事前の検討資料として、お客様が作りたいコンテンツに似た「過去の制作事例」や「コム・ストーリー会社案内」も送付できます(現物または守秘義務がないPDF。現物のみ一部、要返却)。
Q.8 関東以外の地域からの依頼できる?
お客様にとって本当に価値のある課題解決と提案のため、対面での打ち合わせを大切にしています。このため、関東近郊のお客様が中心となります。
それ以外の地域(関西など)のお客様もいますが、ヒアリングや現場立ち会い、取材撮影などに移動費等を別途必要になることをご了承ください。都内近郊に事業所や出張所があるお客様なら、その際に顔合わせや打ち合わせ等をさせていただければ幸いです(実際の制作作業は、通常メールや電話が中心でオンライン会議も対応可能)。
Q.9 守秘義務や情報セキュリティはどう考えている?
リリース以前の新製品情報の扱いや、重要技術情報や企業情報などの漏洩防止のため、「機密情報保持契約(NDA)」を締結した上で制作作業をします。契約書のフォームは、お客様側か当社側のテンプレートが利用できます。
本社の日光印刷出版社はプライバシーマーク取得企業で、コム・ストーリーでも情報セキリュティ研修等の社内啓発講習会を定期的に実施。データ共有は、お客様側が指定するオンプレ/クラウドサーバーか、二段階パスワード設定(ファイルとサーバー側)による汎用データ共有サーバーでやり取りを行うかを取り決めます。
Q.10 デザインやコピーの著作権の扱いを教えて
コム・ストーリーに限らず、コンテンツ(制作物)は広告代理店や制作会社などすべて制作側に著作権を有します。コンテンツ内の文章やイメージ写真、表、図、イラスト等の構成品それぞれも同様です。
ただし当社は他の同業他社と異なり、お客様の都合や事情に合わせ、柔軟な流用や二次使用をさせていただきます。写真撮影データ等は、最初から著作権譲渡を前提とし、連絡がない無断使用以外であれば、無料で流用できます。ただしデータの再加工・編集作業や、データ抽出、取りまとめが必要な場合は、それに要する作業費が発生します。
Q.12 支払い条件を教えて
銀行振込(納品月翌月末)となります(小切手や約束手形、電子マネー、ビットコイン等は使用不可)。助成金の手続きと支払い日の調整等はお客様側でお願いします。
Q.13 短納期や特急対応の場合、追加料金は発生するの?
展示会出展(ブース、展示パネル、装飾)などの短納期は、通常、追加料金なしで対応します。ただし日程や実動期間、予算によって対応できない場合もあります。ご要望どおりのコンテンツを、期間内に実現できるか否かを制作内容を含めてスケジュールを鑑みて、判断させていただきます。
特に初回のお客様や、コンテンツ制作に不慣れな担当者であれば、早目早めのご連絡や発注依頼をお願いします。
Q.15 納品データのファイル形式は指定可能?
コンテンツは、ご希望のファイル形式を指定できます(通常は、AIアウトラインファイル、高解像/低解像PDF、同JPEGなど)。ただし、AI※2ファイルは、AIオリジナルファイルではなく、テキスト編集ができない「アウトラインデータ」とさせていただきます。PDFは、配布用途に合わせ、高解像度ファイルと低解像ファイルどちらでも可。AIファイルは、すべて当社で保管と管理させていただき、増刷等や一部データの修正作業が迅速に行えます。
コンテンツ内のテクニカルイラストやCG、表、説明図などの部分流用は、データ変換や拡大・縮小など加工や編集を要するものや、二次利用の許諾・用途によっては使用料が必要なものは、別途費用を要することもあります。
※2 Adobe Illustratorファイル、その他、Adobe InDesignファイルなど、全Adobe製品はオリジナルファイルは譲渡不可
Q.16 カタログ制作や展示会、LPを同時進行できる?
喜んで、お引き受けします! ただし、すべてのコンテンツの元になるセールス・ストーリーの制作後に各メディアやツール展開することになります。また、締切日を含めて同時納品にはならないので、コム・ストーリー側で段取りを含めて、スケジューリングとハンドリングをさせていただきます。
ただし、制作期間も非常にシビアにならざるを得ないので、なるべく早いタイミングでのプロジェクトのスタートをお勧めします。
Q.17 納品前後のサポートや、改善提案は依頼できるの?
ハイ、依頼できます。納品前後の段取りや調整作業、納品場所、方法なども含めて、きめ細やかに対応可能です。Webマーケティングも、リアルな営業や展示会においても、ご希望があれば、次回出展の改善提案レポート提出や改善案も対応できます。展示会出展であれば、年間出展や単発出展どちらでも柔軟にサポートします。
Q.18 社内稟議に必要な資料(見積書や提案書)は作ってくれるの?
もちろん可能です。見積書と提案書に加えて、構成案(コンテンツサンプル)も提案できます。構成案は、テキスト(大タイトルや中身出し、本文、キャプション)や仮デザインを含めて提案可能。完成後のデザインの方向性や、コンテンツの中身が一目瞭然(ただし、コンテンツのページ単位です)。
見積書も「概算見積書」ではなく、ヒアリング後に詳細に項目分けして算出した詳細なものなので、作業後の金額との差が最小です。
Q.19 複数部署や複数担当での進行も可能?
経験上、複数部署の複数担当者となると、「誰が責任者か?」が不明になり、制作作業や進行に支障やトラブルが発生するケースが多いです。そのため、お客様社内においても「ディレクター(制作責任者)」を立てていただき、当社との窓口になっていただきます。お手数ですが、社内調整等も担っていただきますが、段取りや社内調整のアドバイスや、進行管理等の手順は、しっかりとレクチャーさせていただきますので、コンテンツやツール制作初心者でも安心です。
Q.20 コンペは対応可能なの?
コンペ条件や内容に応じて対応可能です。ただし「見積もり金額だけのコンペ」は、企画会社としての特性や強みが出ないため辞退いたします。
コンペは、発注側(お客様)や業者ともに多大な労力と時間を要します。昨今コンペフィー(参加費)が出ないことが通例であり業者側のデメリットが大きく、発注元も毎回コンペを開催することで、コンテンツ品質や統一感のばらつきや、担当者から業者側への自社や製品技術説明の手間ひま、ストレスが生じます。正直、両社間でのメリットが少ないのが実情です。
お客様の社内事情もありコンペは致し方ないと察しますが、コンテンツの目的やゴール共有、提案の詳細、提出条件等を明示とした「コンペ仕様要件書」の提出と「選考結果」も結果報告いただき、コンペ参加企業への公平性や透明性にご配慮のほどよろしくお願いいたします。
お付き合い初回のお客様で「提案後の選考(いわゆる“ステルスコンペ”)」は参加しますが、それ以降は、制作物のクオリティーや、制作時の対応力などを見てご判断いただき、リピート発注を決めていただければ幸いです。
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