展示会 集客方法:初出展!! さあ、何から始める? 社内でまず決めることは?(その2)

おかげさまで東京港区・三田で22年目に突入!
製造業専門の広告代理店としてAIとガチ勝負!!
ご無沙汰しております。昨年末から本年7月まで仕事が多忙を極めており、昨年末から更新がまったくできず大変失礼しました……。
当社の期末は7月であり、今年8月より22期目(創業22年目)を迎えます。前期は、展示会ブースプロデュースから企業サイト、製品LP、その他、周年記念誌、製品カタログ、パンフレットなどまで、様々なコンテンツやツールを、様々なビジネスジャンルの製造業メーカー様へご提供できました。おかげさまで創業以来の最高売上を記録。その多くのお客様から
「本当にありがとう! 展示パネルの評判が良かったよ」
「展示会後に⚪︎×件のお問い合わせ効果があった!!」
「サイトのコンバージョンが上がり、新規のお問い合わせが多数来た!」
「展示会内容の質が上がり、新ジャンルのお客様と繋がりができた」
などの嬉しいお言葉を多数いただきました。
コンテンツやツールを提供して「お客様から感謝をいただくことが最高の報酬」と、22年目になった現在でもスタッフ全員で改めて感謝する次第です。
今期は昨今のAI時代に生き残るため、当社コムサイトのリニューアルを予定しております(ガンバリマス!!)。
企画屋の矜持と底力で、卓越したアイデアとコンテンツ制作力で“AIとのガチンコ勝負”に挑みます。

神棚も年々パワーアップ! 今期もガンバリマス!!
展示会担当になったら覚えておきたい
準備段階に社内で決めたい4つの重要事項
展示会出展は、担当者や、関係する社内スタッフに多大な労力やコストを要します。初めての展示会出展ならなおさら、準備期間は余裕を持ちましょう。
まず展示会出展の準備期間で社内で同意を得たいことは、次のとおりです。
◉ 展示会の準備段階で決めたいこと
□ 1. 出展する展示会を決める
当然なのですが、この選択に誤ると集客や効果を含めて成功しません。新製品や新サービスを含め、展示会で何をアピールするかを決めましょう。新製品リリースや自社製品の拡販、新規顧客ジャンル開拓など、自社マーケティングのテーマに合わせ、慎重に展示会を選んでください。当然ですが、開催期間や出展費用、各種条件も重要な要素として関わってきます。
□ 2. 来場者像を細分化
よくいう「ペルソナ(像)」を決めます。最近は、展示会主催者が集客数を水増しするため、様々なビジネスジャンルを無理やり、1つのカテゴリーで括り、同時開催することがほとんど。流入するブース来訪者は見かけ上、多くなりますが、いわゆる“ひやかし客”ばかりでは、期待する効果が得られません。このためペルソナは、具体的に細かく設定すべきです。
例えば、半導体生産装置分野の展示会であれば、
・半導体製造会社で新工場を国内やアジアに新設(または移設)
・縦型炉の加熱ヒーター導入先を探す拡散炉メーカー
・新規の生産設備だけでなく、リファービッシュ品や付帯設備も含めた導入を検討
・決済権を持つ人だけでなく、20〜40代前半の現場エンジニアも含める
など、より具体的なユーザー像をペルソナとして設定してください。
□ 3. 展示物を確定
自社製品や技術、サービスなどを決定し、ジャンル別にまとめられないかを社内で検討。これによりブースの出展小間数も決まります。実機を展示するか、否かによってもブース小間数が変わりますし、当然ですが出展予算にも大きく関係します。
ちなみにブースの面積は、広ければ広いほどいいものではありません。たとえ、実機なし、1、2小間でも、展示パネルやグラフィック、配布用ペラチラシなどで確実に効果を上げられます。初出展の製造業メーカー様であれば、最初は1小間で名刺獲得数とその質などで手応えを見ながら小間数を増やすべきです。
□ 4. 出展テーマを決定
2と3に関連することで、出展テーマを決めておきましょう。サイン(看板)やパネルなどの展示物に共通のキャッチコピーを入れることで、統一性を持たせ、ブース来訪者自身に「自社の課題解決に関するソリューションを持つ会社」であることを認知させます。
ただ、単に自社製品や技術などを平面かつ点で見せるのではなく、お客様の課題別にソリューションを用意することを立体かつ線でアピールすることができます。
上記4つを社内にて合意を得て、決定事項として議事録(要件書)などまとめておくことが第一ステップとなります。あとは、広告代理店やブース制作業者を交えた打ち合わせにて要件をきちんと伝えましょう。業者との打ち合わせで足りない情報がいろいろ出てきますので、初回の打ち合わせでは十分です。4は、社内でまとまらないようでしたら箇条書きのメモでも構いません。
あとは、業者選定となりますが、実はこれが展示会の成功に繋がる重要な要素です(了)。
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