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展示会 集客方法:初出展!! さあ、何から始める? ブース業者か、広告代理店か?(その3)

初めての展示会出展に心強いパートナーになる、東京・港区の製造業メーカー専門の広告代理店コム・ストーリーです!

まだまだ、お盆からの猛暑・残暑が続く日々、そろそろ秋の展示会シーズンもまじかですが、皆様どうお過ごしでしょうか?
展示会出展が初めての製造業メーカーのご担当者様、出展準備は滞りなく進行していますか?
展示会の成功は、準備段階でほぼ決まると言って過言ではありません。社員様一丸となって万全の体制で取り組んでくださいね。

展示会出展において、出展コンセプトや体制、予算などの社内コンセンサスが取れたら具体的な制作作業に移行します。この際、社内にプロジェクトを立ち上げ、小規模チームを結成すると良いでしょう。1人でも構いませんが、上司以外に相談になる人や作業分担ができる人がいると心強く、作業量やスピード感が全然違います。
展示会では、準備段階での手配や段取りが多岐にわたり多忙を極めますので、チームで役割分担したほうが何かと便利です。

またブースデザインや展示パネル、グラフィック、ツール類などは、制作の各段階で部内のキーマンである上司(部長、取締役、社長など)のチェックも必要になります。制作段階の要所要所でデザインカンプや構成案で同意や承認を得ることを忘れないでください。
「君に任せるから」と言いながら、できたものに口を出すのが上司であり、準備段階では「言った、言わない」が発生しがちです。展示会は進行の速度感が命です。構成案(ラフ原稿や叩き台デザイン案)、初校、再校(2校)、3校……と校正作業の要所要所で上司から「承認印」や「サイン」をいただくことをお勧めします。

展示会の制作作業は、基本的にブース制作会社や広告代理店などの外部パートナー企業との連携作業になります。
この連携やハンドリングの良し悪しが、展示会出展の成功の鍵になります。そのためにも、協業パートナー選びは慎重に選びましょう。

□ 1. ブース制作会社

その名のとおり、展示会制作全般を担う専門業者です。ブース建屋から展示会で必要となるものの手配全般を行います。
ブース建屋は「1. 木工」「2. システム」の2種類があり、1は図面を元に大工が木材で建築するもので、2はあらかじめ用意された樹脂パネルを組み立てます(その両方のいいとこどりのハイブリットタイプもある)。
専任の営業マンやディレクターが担当になり、顧客とのヒアリングの上で仕様内容を決定していきます。ブース制作会社が行う手配項目は、主に次のとおりです。

1. ブース建屋などの設計と意匠デザイン、CAD図面作成(平面/立面図、3DパースCGなど)
2. 現場の施工工事、撤収作業
3. 展示パネル、サイン(看板)、カーペット(絨毯)、グラフィック全般装飾の企画・制作・施工
4. 展示台や棚、ストックルーム(荷物置き場)、受付台、商談スペース、展示パネル、カタログ台(一部レンタル品)
5. プロモーション動画再生用モニタ、音響機器、デモ用ステージ(レンタル品の手配)

□ 2. 広告代理店

製造業メーカーとブース制作会社との間に入って、細かいやり取りや段取りなどの営業代行を行います。
よって、ブース制作会社への依頼より制作コストを要しますが、営業マンがフロントに立つので、面倒な作業や段取りまで代行できるメリットがあります。
営業費として見積もりに含まれますが、企画から制作、納品までほぼすべての作業や段取りを任せられるので、労力や作業時間を圧縮できます。また、ブース制作会社だけではできない作業や手配も対応できます。例えば、ブース内で配布する集客用ペラチラシや製品カタログ、ノベリティー、コンパニオンの手配などです。

ブース制作会社や広告代理店を問わず、営業マンやディレクターの能力や経験知、性格に依存することも考慮しなくてはなりません。現場ディレクション能力は、ブース制作会社が上手であり、二次業務委託となる広告代理店は、よほどのベテランでないと、知識やノウハウ面で心許ないものです。特に小間数の少ないブース施工には、営業マンが立ち会わないことが多く、出展初心者は戸惑うことが多いので注意しましょう(要事前確認)。

初出展時は、わからないことだらけだと思います。そんな初心者の疑問にスピーディーかつ明確に応えてくれ、不安に寄り添う営業マンや、現場ディレクターがいると、手間ヒマやストレスが少なくなり圧倒的にラクです(了)

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